メーカーが 自社試験で 適合していても、 それだけで USGA・R&Aの 公式適合に なる?
標準化・公式判定
あとで読む保存した記事へ →
まず答え
なりません。メーカーは公開された試験手順を使って開発中に確認できますが、公式に適合品として扱うにはUSGAまたはR&Aへ提出し、正式な適合判定を受ける必要があります。自社試験は事前確認、公式判定は統括団体による別の手続きです。
詳しい解説
ゴルフ用品の適合試験には、メーカーが開発段階で行う社内確認と、USGA・R&Aが行う公式な適合判定があります。両者は同じ試験手順を参考にできても、意味は同じではありません。
USGAは、用具がゴルフ規則に適合すると公式に表明するためには、メーカーや設計者がUSGA Research and Test Centerへ製品を提出し、正式な適合判定を受ける必要があると案内しています。クラブやボールの適合リストも、この公式評価を受けた製品を確認するためのものです。
一方、USGAとR&Aはクラブ長、反発、溝、ボール初速、総合距離などの試験手順を公開しています。R&Aは、メーカーが開発中に同じ測定技術を再現し、規則上限を超えないよう確認するためにプロトコルを公開していると説明しています。つまり、自社試験は設計・品質管理に有用ですが、それ自体が公式認定書の代わりになるわけではありません。
実務では、メーカーが自社設備で十分な余裕をもって基準内に収め、量産前後に公式提出を行う流れになります。ゴルファーが競技で適合性を確認したい場合は、メーカーの広告文だけでなく、USGA・R&Aの適合リストや正式な判定情報を確認するのが確実です。