ゴルフ百科事典

同じ人でも、強く振ると骨盤と胸郭の連動は変わる?

骨盤・胸郭の協調

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まず答え

変わることがあります。低ハンデ16人を3段階の強度で比べた研究では、Xファクター自体は強度で有意差がありませんでしたが、や骨盤―胸郭の協調パターンは変化しました。強く振っても分離角の最大値だけが増えるとは限りません。

詳しい解説

骨盤と胸郭の連動は、単に「何度離れているか」だけではなく、いつ離れ、いつ近づき、どの速度で動くかまで含む時間的な協調です。同じ人でも振る強さが変われば、この協調が変わることがあります。

胸郭と骨盤の向きの差を説明する水平投影の模式例です。実際の三次元解析では座標系・回転の定義・測定時刻をそろえます。角度差は回転速度や飛距離そのものではなく、大きいほど良いとは限りません。

LambとPatakyの研究では、低ハンデ16人が5番・6番アイアンで、通常より弱い・通常・強いという3段階のスイング強度を各10球ずつ打ちました。Xファクターそのものには強度による有意差がありませんでしたが、切り返し付近で分離量が増えるXファクターストレッチには差がありました。

さらに骨盤と胸郭の連動を連続的にみる解析では、強度が上がるほどダウンスイング後半の伸張―短縮の動きがより顕著になりました。つまり、強く振るときは「分離角を大きくする」というより、骨盤と胸郭が動くや関係が変わる場合があります。

ただし個人差は大きく、全員が同じ連動へ変わったわけではありません。この研究結果を「強く振るなら骨盤を先に回す」など固定の動作処方へ置き換えるのは適切ではありません。自分の変化を見るなら、強度を変えたときのクラブ速度、、球筋と一緒に骨盤・胸郭の動きを比較します。