アンチ・ドーピングの 禁止表は、 毎年 同じ?
アンチ・ドーピング/禁止表
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まず答え
いいえ。WADAの禁止表は毎年見直され、原則として新しい年の1月1日に改訂版が発効します。前年に問題なかった薬や成分でも扱いが変わる可能性があるため、競技者はその年に有効な禁止表で確認する必要があります。
詳しい解説
アンチ・ドーピングで使われる禁止物質・禁止方法の一覧は、固定されたままではありません。国際ゴルフ連盟(IGF)は、WADAの禁止表が毎年の協議を経て更新されると案内しています。
2026年版の禁止表は2026年1月1日に発効しました。さらにIGFは、2027年版がすでに公表され、2027年1月1日から発効すると案内しています。つまり、2026年10月時点では競技に適用されるのは2026年版で、2027年版は次年からの変更内容を事前に確認するための資料です。
禁止表では、競技中だけ禁止される物質、常時禁止される物質・方法、特定競技で禁止されるものなどが区分されています。改訂では対象物質の追加・削除だけでなく、分類、例示、使用条件などが変わる場合があります。そのため『去年使えた薬だから今年も大丈夫』とは判断できません。
実務では、競技シーズンの開始時や薬を新しく使うときに、その時点で有効な禁止表を確認します。商品名ではなく有効成分と使用方法まで確認し、判断が難しい場合は競技団体、アンチ・ドーピング機関、スポーツファーマシストなどに確認します。
翌年版が公表された後も、発効日までは現行年版が基準です。現在有効な版と、次に発効する版を混同しないことが重要です。