ゴルフ百科事典

スプレーヤーのノズルが摩耗すると、同じ設定でも散布量は変わる?

コース管理機械/散布

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まず答え

変わります。ノズルの噴出口が摩耗して広がると、同じ圧力・同じ走行条件でも流量が増え、散布ムラも起きやすくなります。使用中のノズルを新品と同じ条件で測り、流量差が大きくなったものは交換するのが基本です。

詳しい解説

スプレーヤーは、ノズルの穴の大きさと形、圧力、走行速度などを組み合わせて散布量と散布パターンをつくっています。ノズルは液体や微粒子が通り続けることで少しずつ摩耗し、噴出口が広がったり形が崩れたりします。

同じ型式・圧力・時間で採取し、新品と使用中の実流量を比較します。多ければ摩耗、少なければ詰まりなどを確認します。図の液量差は説明用で、交換閾値を表していません。

USGAは、ゴルフ場の散布機で摩耗したノズルを使うと、散布パターンが不均一になり、処理効果の低下や芝傷害につながる可能性があると説明しています。特に、同じ型の新品ノズルと流量を比べ、使用済みノズルの流量が新品から10%を超えて違う場合は交換の目安としています。出力が多すぎる場合は、ノズル摩耗が疑われます。

TeeJetの技術資料も、摩耗や不適切な清掃で噴出口が傷むと、流量が増え、散布分布が悪化すると示しています。つまり操作パネルの設定が同じでも、ノズル自体が変形していれば実際に地面へ出る量や均一性は同じになりません。

確認するときは、同一型式・同一圧力の新品ノズルと使用中ノズルを比べ、一定時間に出た液量を測ります。少ない場合は詰まりも疑い、多い場合は摩耗を疑います。詰まりを取るために硬い金属で噴出口をこすると穴を傷めることがあるため、メーカーが案内する柔らかいブラシなどで清掃します。

したがって、散布機の校正は設定値だけを見るのではなく、各ノズルの実流量と散布パターンまで確認する必要があります。