芝が 乾燥ストレスに 入り始めた 時、 最初に 何を 見ればいい?
灌水・乾燥ストレス/しおれ
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まず答え
葉がしおれて弾力を失い、歩いた跡が戻りにくくなる「足跡残り」が分かりやすい初期サインです。色がくすんだり局所的な乾きが出ることもあります。ただし見た目だけで決めず、土壌水分計やプローブで根域の水分を確認します。
詳しい解説
乾燥ストレスは、芝が茶色く枯れてから始まるわけではありません。水が足りなくなり始めると葉の張りが落ち、歩いた場所の葉がすぐ起き上がらず足跡が残るようになります。USGAはこれを典型的なウィルトのサインとして紹介しています。色が普段よりくすんだり、同じ面の一部だけが先にしおれたりすることもあります。
特に注意したいのが局所的なドライスポットです。散水ムラや撥水性があると、湿っている芝のすぐ横に粉状に乾いた根域ができることがあります。見た目が似ていても原因が違うため、しおれた場所と正常な場所を土壌プローブや水分計で比べると判断しやすくなります。
一方、見た目だけで『水不足だから散水』と決めるのも危険です。USGAは、高温多湿で根域が過湿な時にも芝がしおれることがあり、濡れた土壌へさらに水を入れると悪化する場合があると説明しています。また研究では、遠隔計測が肉眼で症状が出る前の乾燥ストレスを検出できる例もあります。
そのため最初の確認は、足跡残り、葉の張り、色、乾きの分布を観察し、次に根域水分を実測することです。症状だけで散水量を決めず、根域が本当に乾いているかまで確かめます。