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芝は水不足になると、見た目が茶色くなる前に何が起きる?

灌水・乾燥ストレス

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まず答え

水が足りなくなると、まず葉の張りが低下し、気孔が閉じて蒸散と光合成が落ち、成長が鈍ります。強い乾燥が続くと葉が巻く・青灰色になる・足跡が戻りにくいなどの兆候が出て、その後に褐変や休眠へ進みます。乾燥ストレスは見た目に出る前から始まっています。

詳しい解説

芝の乾燥ストレスは、茶色くなってから始まるわけではありません。根から吸える水が葉から失う水に追いつかなくなると、植物体内の水圧が下がり、葉の張りが失われ始めます。

水不足は褐変より前に始まることがあります。根から十分な水が届かないと葉の張りが低下し、気孔を閉じて水の損失を抑える一方、二酸化炭素の取り込みや光合成にも影響します。芝種や環境で反応は違うため、葉の様子と土壌水分、根域を合わせて見ます。

水の供給が不足すると、植物は気孔を閉じて水の放出を抑えます。これは生き残るための反応ですが、同時に二酸化炭素の取り込みも制限されるため、光合成と成長が低下します。Colorado State University Extensionは、水供給が不足すると気孔が閉じ、光合成が止まり、しおれにつながると説明しています。USGAが支援する研究でも、熱・乾燥ストレスでは光合成の低下や細胞膜への損傷などが芝質低下に関係するとされています。

初期兆候には、葉が折りたたまれる、青灰色に見える、踏んだ足跡が戻りにくいなどがあります。USGAのリモートセンシング研究では、灌水量を変えたベントグラスで、人の目に明確な差が出る前に乾燥ストレスを検出できた例があります。見た目がまだ緑でも、生理的な変化が始まっていることがあります。

さらに乾燥が強く長く続くと、成長を止め、休眠や褐変へ進む芝もあります。回復できるかは・品種、根の深さ、気温、、乾燥の強さと期間で変わります。そのため散水判断は「茶色くなったか」だけでなく、土壌水分、葉の張り、足跡、局所的なしおれなどを合わせて見る方が早く異常を捉えられます。