芝に 使う 殺菌剤・殺虫剤・除草剤は、 何が 違う?
病害虫・雑草管理
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まず答え
主に防除する対象が違います。殺菌剤は病気を起こす菌類など、殺虫剤は害虫、除草剤は雑草を対象にします。すべてを「農薬」と呼ぶことはありますが、同じ薬が病気・虫・雑草のすべてへ効くという意味ではありません。
詳しい解説
殺菌剤、殺虫剤、除草剤という区分は、主に何を防除する薬かを示します。EPAの説明では、fungicideは菌類、insecticideは昆虫などの節足動物、herbicideは雑草など望まない植物を対象にする薬です。日本の農薬登録情報でも、殺菌剤、殺虫剤、除草剤、殺虫殺菌剤などが用途として分けられています。
殺菌剤は、芝の病気の原因となる菌類などを抑えるためのものです。名前が「殺菌」でも、芝の上の微生物をすべてなくす意味ではなく、対象の病害や有効成分によって働き方が違います。家庭で物を消毒する薬と、芝に使う殺菌剤を同じ用途として扱うこともできません。
殺虫剤は、芝を食べるなどして被害を与える害虫を対象にします。病気の防除と虫の防除は別であり、芝が茶色くなったという見た目だけでは、どちらが必要かは決まりません。
除草剤は、管理上望まない植物である雑草を対象にします。どの草を対象にでき、残したい芝へどう影響するかは製品によって異なります。「除草剤なら、雑草だけを必ず選んで除ける」という意味ではありません。
複数の用途を持つ製品もありますが、それもすべての病害虫や雑草へ効くことを保証しません。実際の用途は登録された対象と使用条件で確認します。三つの名前は、芝の不調を一括して直す薬の強さ順ではなく、防除対象の違いを示しています。