ゴルフ百科事典

クラブのバランスポイントって何?スイングウェイトと同じ?

クラブ組立・バランス指標

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まず答え

同じではありません。はクラブ全体の重さが釣り合う位置で、は14インチ支点まわりのモーメントを段階表示した指標です。重さを手元側へ移すと、バランスポイントは手元寄りになり、一般にスイングウェイトは下がる方向です。

詳しい解説

クラブのバランスポイントは、クラブ全体を1点で支えたときに釣り合う位置、つまりクラブ全体の重心位置を長さ方向で表したものです。総重量が同じでも、ヘッド側に重さが集まるか、グリップ側に集まるかで位置は変わります。

スイングウェイトは別の量です。の質量特性測定器は、総重量、クラブの重心位置、スイングウェイトをそれぞれ計算し、スイングウェイトは業界標準の14インチ支点を基準にしています。つまりバランスポイントとスイングウェイトは関係しますが、同じ指標ではありません。

バランスポイントはクラブ全体の重心位置を長さ方向で表したもの、スイングウェイトは標準の14インチ支点を基準に重さのモーメントを指標化したものです。図は無質量の棒にmと3mの点質量を置く独自モデルで、重心は(200+3×800)÷4=650の位置です。左端150から50インチ分を700ピクセルとしたため14インチは196ピクセルで、固定基準は346です。これは説明用モデルで、実クラブの分布、測定器、表示値への換算や振り感を再現していません。

Fujikuraは、シャフト内の重量を手元側へ寄せるとバランスポイントが高くなり、スイングウェイトが低くなる方向へ変わると説明しています。これはカウンターバランス設計の一例です。

ただしバランスポイントだけで振りやすさは決まりません。長さ、総重量、クラブMOI、シャフト特性も一緒に変わるため、完成クラブでは複数の指標と実打で確認します。