ゴルフ百科事典

コンペで同じネットスコアになったら、順位はどう決める?

同点・順位決定

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まず答え

唯一の決め方はなく、競技条件で事前に定めます。代表例はプレーオフか、後半9ホール→6ホール→3ホール→18番の順で比べるカウントバックです。ネット競技では、その比較区間にもハンディキャップを適切に反映します。

詳しい解説

同じネットスコアになったときの順位は、ゴルフ規則が一つの方法に固定しているわけではありません。R&AとUSGAは、ストロークプレーの競技条件で、同点をそのまま認めるのか、プレーオフを行うのか、スコアカードの比較で順位を決めるのかを事前に定めるよう求めています。

代表的な方法が、スコアカードのカウントバックです。公式のCommittee Proceduresでは、1ラウンド競技なら最後の9ホール、最後の6ホール、最後の3ホール、18番ホールの順に比較する方法が例示されています。それでも同じなら、前半の最後の6ホール、3ホール、最終ホールへ進み、それでも決まらなければ同順位とするか、くじなどの方法を競技条件で定めることができます。

ネット競技では、単に後半のグロススコアだけを比較するのではありません。個人ストロークプレーのようにホールごとのハンディキャップ配分を直接使わない方式でカウントバックする場合、最後の9ホールならの2分の1、6ホールなら3分の1、3ホールなら6分の1などを差し引いて比較する方法が示されています。Four-BallやStablefordなど、ホールごとのストロークインデックスを使う形式では、その競技で使った配分を同じように適用します。

プレーオフを行う場合も、ネット競技なら競技中と同じ考え方でハンディキャップを適用します。どのホールから始めるか、何ホール行うか、サドンデスか固定ホール数かは競技条件で決めておく必要があります。

日本の一般的なコンペでは、年齢順、ハンディキャップ順、後半スコアなど独自のタイブレークを採用することもあります。これらを使うこと自体は運営ルールとして可能ですが、「ゴルフ規則で年齢順と決まっている」という意味ではありません。

つまり、同じネットスコアなら自動的に後半勝ちになるのではなく、最初に競技条件を確認します。公平性のためには、スタート前に同点時の決め方を参加者へ示しておくのが基本です。