ゴルフ百科事典

スイング動画の「フレームレート」って何?高いほど何が見やすくなる?

動画解析・時間分解能

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まず答え

は、動画が1秒間に記録する画像の枚数です。高いほどフレーム間の時間が短くなり、ダウンスイングやインパクト付近など速い動きの時刻・位置を細かく追いやすくなります。ただし、フレームレートを上げてもシャッター時間が長ければ被写体ぶれは残ります。

詳しい解説

フレームレートは fps(frames per second)や Hz で表され、1秒間に何枚の画像を記録するかを示します。たとえば240 fpsなら、隣り合うフレームの時間間隔は約4.2ミリ秒です。速いゴルフスイングでは、この時間間隔が短いほど、トップ、ダウンスイング、インパクトなどの出来事を細かい時間刻みで確認できます。

fpsは1秒当たりの画像数です。図は共通区間の記録時点を両端を含めて比較したもので、1秒間の総枚数を示す図ではありません。露光時間・解像度・カメラ位置も別に確認します。

Hunterらのゴルフ動画解析研究では、2Dカメラを240 Hz、シャッタースピード1/2000秒に設定してスイングを撮影し、スイング時間やクラブ角度を解析しました。研究でフレームレートとシャッタースピードを別々に設定している点が重要です。フレームレートは『いつ画像を記録するか』の間隔、シャッタースピードは『1枚をどれだけの時間露光するか』を決めます。

フレームレートが低いと、インパクトの瞬間が2枚の画像の間に入ってしまい、正確な時刻や位置を画像から決めにくくなります。一方、高いフレームレートなら観察点は増えますが、それだけで画質や角度測定が必ず正確になるわけではありません。カメラ位置、解像度、露光時間、レンズ、解析方法も結果に影響します。

したがって、フレームレートは『動きを時間方向にどれだけ細かく切って記録できるか』を見る指標です。スイング動画を比較するときは、fpsだけでなくシャッタースピードや撮影位置もそろえて読む必要があります。