ウェアラブル・アイトラッキング
ゴルフのアイトラッキングで、実際に見ている場所は正確に分かる?
おおまかな注視位置は分かりますが、「見ている一点」を完全に正確に特定できるわけではありません。視線位置には機器固有の誤差があり、校正、頭の動き、装着ずれ、照明などでも変わるため、点ではなくある程度の範囲として読むのが安全です。
おおまかな注視位置や注視時間は測れますが、「眼がこの1点を完全に見ていた」とまでは言えません。アイトラッキングは眼の画像などから視線方向を推定し、校正した基準と対応させて注視点を求めます。研究用の眼鏡型機器でも精度は角度で表され、機種や条件によって誤差が残ります。さらに、頭の動き、眼鏡のずれ、強い光や反射、大きな視線角度、校正から外れた姿勢は誤差や欠測を増やす要因になります。ゴルフではスイングや歩行で頭部が動くため、1点の座標を真値として読むより、「ボール周辺」「カップ周辺」のどこを、いつ、どのくらい見たかという範囲と時間のパターンで使うのが実用的です。比較するなら同じ機器・装着・校正条件をそろえ、計測前後に校正ずれがないか確認します。
ゴルフ百科へ
最終更新