ゴルフグローブは、 どうやって クラブの 滑りを 抑える?
ゴルフグローブ/グリップ性能
あとで読む保存した記事へ →
まず答え
手のひら側の素材と表面、手に密着するフィット、汗や雨への対応を組み合わせて、手とグリップの間のずれを減らします。素材だけでなく、グローブの中で手が動かないサイズが重要で、濡れた条件では雨用素材の方が安定しやすい場合があります。
詳しい解説
ゴルフグローブの役割は、単に手を覆うことではなく、手とクラブグリップの間で安定した接触を作ることです。メーカーも、手のひら側の素材とフィットをグリップ性能の主要な設計要素として扱っています。
CallawayのX-Spannは、手のひらにカブレッタレザーとGriptac素材を組み合わせ、グリップ性能と密着感を狙った設計です。一方、FootJoyのフィッティングガイドは、素材が良くてもグローブが大きすぎて手の中で動けば安定した接触を作りにくいとして、手のひらと指に余りがない「第二の皮膚」のようなフィットを推奨しています。
水分条件でも設計は変わります。FootJoyのRainGripは、雨や高湿度でのグリップを目的に、手のひらへ濡れた条件向けのautosuede素材を使っています。つまり、乾いた日の薄い革グローブと雨用グローブでは、同じ『滑りにくさ』でも重視している条件が違います。
そのため、グローブのグリップ性能を素材名だけで順位付けするのは適切ではありません。乾燥・汗・雨といった使用条件、グリップ表面の状態、そしてサイズが合っているかを一緒に見ます。乾いたときに良くても濡れると滑る素材もあれば、雨用素材は濡れた条件を重視して設計されています。実際には、クラブを強く握り込まなくてもずれにくいかを自分の使用条件で確認するのが分かりやすい判断です。