ゴルフ百科事典

ボールマーカーは、どのくらい大きくてもルール上使える?

ボールマーカー・用具

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

「直径○cmまで」という一律の上限はありません。ただし、大きさや形、長い照準線、突起、傾斜測定機能などによっては「アライメント装置」とみなされ、使い方が規則4.3に抵触します。競技では、小さく平らなコイン型のマーカーが最も無難です。

詳しい解説

ゴルフ規則の定義では、ボールマーカーはボールの位置をマークするために使う人工物で、ティー、コイン、専用マーカー、その他の小さな用具などが例として挙げられています。そのため、単純に「直径が何cmを超えたら即違反」という一つの数字だけで決まるわけではありません。

一方、USGA/R&Aの用具規則では、ボールマーカーが実質的な「アライメント装置」になっていないかを別に判定します。たとえば、傾斜やを測る機能、光学・電子機能を備えるもの、高さが1インチ(約2.54cm)を超えるものはアライメント装置に該当します。また、横方向の最大寸法が2インチ(約5.08cm)を超え、長さ2インチ以上の線・矢印などを備える場合や、2インチを超える付属・延長部分を備える場合、または付属部分によって全長が2インチを超える場合も対象になります。

さらに、上記の寸法基準を超え、広告・販売説明・知的財産の記載などで主な目的がプレーの線を示すことだとされる製品も、アライメント装置として扱われます。こうした装置を使ってプレーの線を示し、その線に合わせてボールを向ける使い方は規則4.3の制限を受けます。

したがって、「大きければ何でも使える」と考えるのは安全ではありません。単純な位置表示だけが目的なら、薄く小さいコイン型など、測定機能や長い照準線を持たないマーカーを使うのが分かりやすい選択です。