ゴルフ百科事典

PGAツアーでは、レーザーでボール位置をどう測っている?

大会データ基盤・位置計測

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まず答え

ShotLinkではレーザー距離計を使うオペレーターが、ボールの停止位置などをコース上の座標情報へ結び付けて記録します。レーザーだけで弾道全体を追うのではなく、カメラやレーダー、スコア入力などと組み合わせて1打ごとの位置データを作ります。

詳しい解説

PGAツアーのShotLinkでは、レーザー距離計は「ボールがどこにあるか」を高精度に記録するための入力手段の一つです。PGA TOUR公式は、ShotLinkのオペレーターがハンドヘルド端末とレーザー距離計を使ってデータを取得すると説明しています。

ShotLinkではレーザーはボール位置を取得する入力手段の一つです。開始位置と停止位置を、コース情報や選手・ホール等に対応付けます。破線は座標どうしの関係を表し、ボールの飛行経路やレーザーの光線ではありません。レーザー単独で飛行全体を追う図ではなく、実際のシステムは方式・世代に応じて他の計測も組み合わせます。

実際の大会では、ボールが止まった地点をレーザーで確認し、その位置を事前に測量・地図化されたコース情報と結び付けます。2024年に紹介されたShotLink Selectでも、特にグリーン周辺ではボール位置の座標精度を高めるため、ボランティアがレーザーで位置を取得していました。

ここで重要なのは、レーザー距離計が1打の飛行全体を単独で追跡しているわけではないことです。現在の本格的なShotLinkではカメラやレーダーなども併用され、打球の飛行情報と停止位置、プレーヤー、ホール、スコア情報を一つのショットデータへ統合します。

したがって画面に表示される飛距離や残り距離は、単純な「レーザーで出た1個の距離」ではありません。コース上の開始位置と終了位置をShotLink側で対応付け、その座標関係からショット距離などを算出した結果です。レーザーは、その元になる位置情報を正確にする役割を担います。