ゴルフ百科事典

ラウンド中の心拍数は、どう測り、数値をどう読めばいい?

ウェアラブル・心拍計測

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まず答え

胸ベルトや手首型の心拍計でラウンド中を連続記録し、1拍ごとの上下より、ホールや区間ごとの平均・ピークと自分の最大心拍数などに対する相対値で見ます。同じ心拍数でも年齢や体力で負荷は違い、心拍が高いだけでショット悪化やを断定はできません。

詳しい解説

ラウンド中の心拍は、胸ベルトや手首型の心拍計を使って連続記録します。ゴルフの研究では、5秒ごとに心拍を記録した例や、手首型ウェアラブルで公式競技の4ラウンドを追跡した例があります。

数値は、まず「何拍/分だったか」だけでなく、自分の最大心拍数に対して何%か、安静時心拍も考慮した心拍予備能に対して何%かを見ると、個人差を扱いやすくなります。19人の男性を年齢群に分けて18ホール歩行を調べた研究では、若年・中年・高齢で同じラウンドでも相対的な運動強度の分布が大きく異なりました。つまり、同じ120拍/分でも全員に同じ負荷とは限りません。

20人の男性プロを公式競技4ラウンドで追跡した研究では、平均は最大心拍数の56.4%、心拍予備能の40.5%で、集団平均では中等度の運動強度に相当しました。ただし、これは「ゴルフはこの心拍数が正解」という意味ではありません。コースの高低差、歩行かカートか、暑さ、緊張、睡眠や体調などでも心拍は変わります。

実用上は、同じ機器・同じ装着条件で、①ラウンド平均、②長い上りや移動区間のピーク、③後半に同じ歩行負荷で心拍が上がり続けるか、④主観的な疲労やショット結果と同じ時刻でどう重なるか、を時系列で見ます。手首型は動きや装着状態で誤差が出るため、一瞬の数字より傾向を優先します。また、心拍上昇とショット成績は一対一ではないので、「心拍が高い=スイングが悪い」とは判断しません。