芝の 種子袋に 書かれた 発芽率と 純度は、 どう 読めばいい?
芝生産・種子・ソッド産業
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まず答え
「純度」は袋の中で目的の種子が占める重量割合、「発芽率」は試験条件で正常な苗になる種子の割合です。どちらか一方だけでなく、他作物種子・雑草種子・不活性物の割合や発芽試験日も合わせて読みます。発芽率が高くても純度が低ければ、実際に播く目的種子の量は少なくなります。
詳しい解説
芝の種子袋を見るときは、まず「純度」と「発芽率」を別の意味として読みます。米国農務省(USDA)のFederal Seed Actでは、州をまたいで販売される農業・野菜種子に、純度、発芽率、雑草種子などの品質情報を表示することを求めています。
純度は、種子ロットの重量のうち、表示された目的の種子がどれだけ含まれているかを示します。残りには、他の作物種子、雑草種子、殻や土などの不活性物が含まれます。たとえば純度が高いほど、同じ袋重量でも目的の芝種子そのものが多いと読めます。
発芽率は、好適な試験条件で、その種子が正常な苗を作れる割合です。これは『畑やグリーンで実際にその割合だけ必ず生える』という保証ではありません。現場では土壌温度、水分、播種深さ、病害、施工時期などで発芽・定着が変わります。
したがって、袋を比べるときは『発芽率90%だから良い』のように一つの数字だけで決めません。純度、発芽率、他作物種子・雑草種子、不活性物、発芽試験日を一緒に確認します。特に古い在庫では、発芽率の数字だけでなく試験日が新しいかも重要です。
なお、表示義務や項目名は国・地域で異なります。ここでの定義はUSDAの種子表示制度を基準にした読み方で、日本で購入する場合は国内の表示と販売者の品質証明も確認します。