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ディープタインは、深く刺せば刺すほど効果が高い?

エアレーション・ディープタイン

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まず答え

いいえ。締固めた層より深く届かせる必要はありますが、初回から最大深度にすると芝面が持ち上がることがあります。断面と締固めの位置を確認し、問題層を貫ける深さから始めて、表面への影響を見ながら深さとタイン間隔を調整します。

詳しい解説

ディープタインは、通常のコアエアレーションでは届きにくい深い根域の締固めをほぐし、水の浸透やガス交換、根の伸長を助ける作業です。USGAは、通常のコアエアレーションが主に上部4〜5インチ程度へ作用する一方、その下に締固め層ができると排水や根の伸びを妨げることがあると説明しています。

ただし、深さは大きければ大きいほど良いわけではありません。強い締固めがある状態でディープタイン機をいきなり最大深度に設定すると、タインが土中で抵抗を受け、芝面を持ち上げたり乱したりすることがあります。USGAは、長くディープタインをしていないグリーンでは、まず通常の浅いエアレーションより1〜3インチ深い程度から始め、タインの間隔も広めにする方法を勧めています。

継続して深層部がほぐれてくれば、より深くしたり間隔を狭めたりできる場合があります。逆に、問題となる締固めや土壌の層が浅ければ、必要以上に深く刺しても目的に対する利点は増えません。また、深い土壌層そのものを除去・置換する必要がある場合は、ソリッドタインで穴を開けるだけでは足りず、別の更新方法が必要になることもあります。

深い根域に締固め層がある場合は、タインがその層へ届くかを確認します。図はソリッドタインの一例で、中空タインを使う深部更新もあります。深さや間隔は現場の根域に合わせて調整します。

したがって、設定深度は機械の最大値ではなく、「どの深さに問題層があるか」「そこを貫けるか」「芝面を乱さず作業できるか」で決めます。ディープタインの深さは、深さ競争ではなく、土壌断面に合わせる調整値です。