ゴルフ百科事典

グリーンで深い穴を開けるディープタインは、何のため?

エアレーション・方式/ディープタイン

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まず答え

通常のコアリングでは届きにくい深い根域の締まりをほぐし、水と空気の通り道を作るためです。深い部分の環境を改善して、排水・通気・根の伸びを助けます。土を抜かないソリッドタインと、を抜く中空タインがあり、目的やに応じて使い分けます。

詳しい解説

ディープタインは、長いタイン(刃)で根域の深い位置まで穴を開けるエアレーションです。通常のコアリングが届く深さより下に硬い層ができると、水や空気が通りにくくなり、根も深く伸びにくくなります。ディープタインはその層を貫き、深い部分の環境を改善するために使われます。

期待する効果は、水の浸透、土中の空気交換、根が伸びる空間の確保です。特に排水が悪いグリーンや、同じ深さの更新作業を繰り返して深部が締まっている場合に役立ちます。細いソリッドタインを使えば、深く作業しても表面の乱れを比較的小さく抑えられます。ただし、締まりが強い場所でいきなり深く作業すると、芝面が持ち上がることもあります。

深い根域に締固め層がある場合は、タインがその層へ届くかを確認します。図はソリッドタインの一例で、中空タインを使う深部更新もあります。深さや間隔は現場の根域に合わせて調整します。

よく使われるソリッドタインは無垢の刃で、土や有機物を外へ抜き取りません。一方、中空タインで深いコアを抜く方法もあり、深部の問題のある層を取り除く目的で使われます。こちらはコアの回収など手間が増え、表面への影響も大きくなりやすいため、「ディープタインは必ず土を抜かない作業」とは言えません。

表層の有機物を減らす必要がある場合は、コアリングやなども含めて管理を組み合わせます。刃の種類、深さ、実施頻度は、土壌の締まりや層構造、排水、芝の生育状態、作業後の表面への影響を見て決めます。