天気予報の 「雨量mm」と 「雨の 強さmm/h」は、 何が 違う?
天候・雨
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まず答え
mmは指定した時間に降った雨の総量、mm/hは1時間あたりに換算した降り方の強さです。同じ20mmでも、4時間で降るのと1時間で降るのでは、排水にかかる負荷が違います。表示が過去の積算雨量なのか、現在の強さなのかを分けて読みます。
詳しい解説
降水量のmmは、降った水が流れ去らずにその場へたまると仮定したときの深さです。気象庁は、1平方メートルに100mm降れば水量は100リットルになると説明しています。比例計算すると1mmは1平方メートルあたり1リットルです。
ここで大事なのは時間です。「前24時間の20mm」は24時間の合計を示します。一方、雨雲レーダーなどの20mm/hは、表示時点の強さが1時間続いた場合に20mmになるという換算値です。実際にその強さが1時間続くとは限らず、すでに20mm降ったという意味でもありません。
たとえば一定の5mm/hが4時間続く場合も、20mm/hが1時間続く場合も、合計は20mmです。しかし後者は短時間に多くの水が入るため、同じ水はけのコースでも一時的に水がたまりやすくなります。実際の状態は直前の土壌水分や根域、排水管・出口の能力などでも変わります。
予報を見るときは、数値と一緒に、対象時間、観測か予測か、積算量か時間あたりの強さかを確認します。雨量だけでプレー中断や再開を決める全国共通の基準があるわけではなく、現地の水たまりや施設からの案内も合わせて判断します。