ゴルフ百科事典

芝や地面が硬い日と柔らかい日では、同じ最下点でもダフリの結果は変わる?

最下点・地面硬度・芝との相互作用

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まず答え

変わります。同じ位置でクラブが地面へ入っても、柔らかい地面ではヘッドが潜って速度を失いやすく、硬い地面ではソールが潜らず滑ったり跳ねたりしやすいためです。は接触位置を見る重要な指標ですが、地面の硬さまで同じにはしません。

芝が大きく飛ぶミスショットのイメージ。AI生成の演出映像(4秒・無音)。

詳しい解説

最下点が同じでも、地面との衝突後にクラブがどう動くかは地面の状態で変わります。したがって、同じ程度にボール手前へ入ったショットでも、柔らかい日と硬い日でミスの大きさや出方が同じになるとは限りません。

TrackManのローポイントは、インパクト時のクラブヘッド位置とスイング弧の最下点の前後関係を示す指標です。これはクラブがどこで最も低くなるかを整理するには有効ですが、地面へ当たった後にソールがどれだけ潜るか、滑るかまでは表しません。

USGAは、濡れて柔らかいコンディションではクラブがボールより手前の地面へ入りやすく、そのまま地面へ深く入り込むため、チップやピッチで大きなになりやすいと説明しています。一方、硬い地面ではクラブが深く潜りにくく、ソール形状やによって地面を滑ったり跳ねたりする影響が相対的に大きくなります。のウェッジ設計資料でも、バウンスやソール形状はクラブが地面へ潜りすぎるのを抑え、芝を抜ける性質に関係すると説明されています。

つまり、最下点がボールより手前にあるという同じミスでも、柔らかい地面ではヘッドの潜り込みと減速が大きくなりやすく、硬い地面ではソールの跳ねや薄い接触につながる場合があります。実際の結果は、最下点だけでなく入射角、ソール幅、バウンス、芝の水分、地面の硬さで変わります。

診断では「最下点が何センチ手前だったか」だけで終わらせず、その日の地面条件とソール反応も一緒に記録します。特に別日のショット比較では、同じ最下点値でも地面条件が違えば結果が変わり得るため、接触結果を同一条件として扱わない方が安全です。