ゴルフ百科事典

農薬や化学資材の保管場所は、排水口や水路から離した方がいい?

化学資材・汚染予防

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まず答え

はい。少なくとも、漏れや流出が排水口・井戸・地下水・水路などへ到達しやすい場所は避けるべきです。ただし、必要な離隔距離は製品ラベルや地域の法令で異なるため、一律の距離では決めません。

詳しい解説

農薬や化学資材の保管では、容器から漏れたり、転倒や浸水で流出したりしたときに、水系へ入りにくい場所を選ぶことが重要です。

米国環境保護庁(EPA)は農薬の保管について、洪水の可能性がある場所や、漏れ・流出した農薬が井戸、排水口、地下水、表面水へ到達し得る場所には保管しないよう案内しています。また、元の容器とラベルを保ったまま、安全な保管場所で管理することも基本としています。

ゴルフ場で考えるなら、薬剤庫を単に作業場所へ近づけるのではなく、床面からの流出経路、雨水排水、側溝、水路、池、井戸などとの位置関係を確認します。万一こぼれた場合でも外へ流れ出しにくい構造や、回収しやすい床・保管設備にすることが重要です。

強い雨による表面流は、肥料成分や土砂を水域へ運ぶことがあります。植生帯は流入を抑える手段の一つですが、全成分を除去する設備ではありません。軽い灌水と流出を起こす豪雨は区別します。

ただし『排水口から何メートル離せばよい』という数字を一律に当てはめることはできません。製品ラベルの保管指示、使用する薬剤の性質、施設構造、地域の法令・管理基準を優先して判断します。