足首運動・右かかと
インパクトで右かかとは、地面につけたままがいい?
つけたままに固定する必要はありません。右打ちではダウンスイングで右足の圧が前足部やつま先側へ移り、かかとの圧が小さくなるため、右かかとが浮くこともあります。早く浮かせるほど良いわけでもありません。
右打ちのダウンスイングでは、右足の足裏で使う場所が変わります。足底圧を測った研究では、インパクトに向かって右足の圧はつま先と内側の前足部で大きくなり、かかと側は小さくなりました。右かかとが軽くなったり浮いたりする動きは、こうした足首と足裏の変化の中で起こり得ます。
ここで、かかとの圧が小さいことと、完全に地面から離れていることは同じではありません。プロとアマを比べた研究では、インパクト後の早い段階でプロの方が右足前足部の圧を残しており、かかとを上げる時期が遅い可能性も示されています。少なくとも「インパクトまで必ず右かかとを接地する」「早く浮かせるほど回転が良い」という一律の基準にはできません。
見るなら右かかとだけを止めたり上げたりせず、足元のバランス、骨盤の動き、打点、出球、速度が安定しているかを合わせて確認します。右かかとの浮く時期は、全身の動きの結果として評価する方が実用的です。
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