フィードバック・タイミング
練習では、打った直後に答えをもらうより、少し考えてからフィードバックを受けた方がいい?
少し考える時間を入れることは役立つ場合がありますが、遅らせれば遅らせるほど良いわけではありません。まず自分で球や動きを評価し、その後に外部フィードバックと照合する方法は保持を助ける可能性がありますが、最適な待ち時間は課題によって変わります。
少し考えてからフィードバックを受ける方法は、学習に役立つ場合があります。ただし「直後は悪い」「何秒待てば正解」とまでは言えません。運動学習の実験では、すぐ結果を教える条件より、少し遅らせる条件で後日の保持が良かった例があり、自分の動きや結果を先に見積もることにも利点が示されています。一方、感覚誤差を使って素早く調整する課題では、フィードバックの遅れが学習を弱める研究もあります。ゴルフでも付加的フィードバックに単一の最良法は確立していません。実用上は、打ったらまず「狙いに対してどうだったか」「どんな感覚だったか」を短く自分で判断し、その後に動画・計測値・助言と照合するのが使いやすい方法です。長く待つこと自体を目的にせず、後日の保持や別条件への転移で判断します。
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