ゴルフ百科事典

ストロークプレーのコンペでは、スコアカードの合計まで選手が正しく計算しないと失格になる?

コンペ運営・スコア集計

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まず答え

いいえ。選手とマーカーが責任を持つのは、各ホールのスコアを正しく確認・認証して提出することです。合計スコアの計算や、ハンディキャップ競技でのハンディキャップ適用は委員会の責任なので、各ホールの数字が正しければ、選手が合計を計算し間違えてもそれだけで失格にはなりません。

詳しい解説

ストロークプレーでは、スコアカードの責任を「各ホールのスコア」と「集計」に分けて考えると分かりやすくなります。

ラウンド中は、マーカーが各ホールの打数を選手と確認し、グロススコアを記録します。ラウンド終了後、マーカーは各ホールのスコアを認証し、選手も内容を確認して認証したうえで、スコアカードを委員会へ返します。選手が実際より少ないホールスコアを提出するなど、各ホールのスコアそのものが誤っている場合は規則上の重大な問題になります。

一方、18ホールの合計を足すことは選手の責任ではありません。R&Aの規則3.3b(4)は、選手にスコアの合計を求めておらず、委員会が提出された各ホールのスコアを合計すると定めています。ハンディキャップ競技では、何打のハンディキャップストロークを適用し、ネットスコアを計算するかも委員会側の責任です。

そのため、選手が自分で合計欄を書いていて、その足し算だけを間違えたとしても、各ホールのスコアが正しく提出されていれば、その計算ミスだけで失格になるわけではありません。USGAも、合計計算は委員会の責任であり、選手が合計を誤っても各ホールのスコアが正しければ委員会が正しく集計すると説明しています。

ただし、仲間内の私的コンペで独自の集計方法やハンデ方式を使う場合は、そのイベント独自の運用ルールを事前に決める必要があります。正式なゴルフ規則に基づくストロークプレーの責任分担と、遊びのコンペで設ける独自ルールは分けて考えます。