ゴルフ百科事典

トップ位置とトップ到達時間は、どう区別する?

スイング局面・時間計測

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まず答え

トップ位置は、終端でのクラブや身体の配置を表す「形・位置」の指標です。は、スイング開始からその時点まで何秒かかったかを表す「時間」の指標です。同じトップ位置でも、到達時間は違い得ます。

詳しい解説

「トップ位置」と「トップ到達時間」は、同じトップ・オブ・バックスイングを基準にしていても、測っているものが違います。

トップの判定点と開始点を決め、その時間差を記録します。トップ時の空間位置・体節方向は時間とは別の量です。図はイベント定義の関係で、全身が同時に停止する時刻、テークアウェイの共通終了点、理想テンポを示しません。

トップ位置は、バックスイングが終わってクラブがダウンスイングへ向きを変える境目で、クラブや身体各部がどこにあるかを表す空間的な指標です。シャフトの向き、手の位置、胸郭や骨盤の角度などが対象になります。

一方、トップ到達時間は、あらかじめ定めたスイング開始点からトップまでに要した時間です。秒やミリ秒で表され、トップでどんな形になったかではなく「そこへいつ到達したか」を示します。

3D動作解析研究では、トップをクラブの後方運動が終わるイベントなどとして定義し、その時点の身体配置と、そこまでの時間を別々の変数として扱います。したがって、同じようなトップ位置に見える2球でも、バックスイングの速さが違えばトップ到達時間は変わります。逆に到達時間が近くても、トップのクラブや身体の配置が同じとは限りません。

実用上は、①トップをどう定義したか、②開始点をどこに置いたか、③位置・角度を見ているのか時間を見ているのか、④同じクラブ・同じ計測条件か、をそろえて比較します。トップ位置と到達時間のどちらか一方だけを固定の理想値にせず、・球筋・速度・再現性と合わせて評価します。