ゴルフ百科事典

ゴルフスイングの「トップ到達時間」って何?

スイング時間・局面

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まず答え

は、あらかじめ決めたスイング開始点からトップ・オブ・までにかかった時間です。トップの位置や角度ではなく「いつ到達したか」を表す時間指標で、開始点とトップの定義をそろえないと比較できません。

詳しい解説

トップ到達時間は、バックスイングの開始からトップ・オブ・バックスイングまでの経過時間です。秒で表すほか、スイング全体やバックスイング全体に対する割合で正規化して比較することもあります。

トップの判定点と開始点を決め、その時間差を記録します。トップ時の空間位置・体節方向は時間とは別の量です。図はイベント定義の関係で、全身が同時に停止する時刻、テークアウェイの共通終了点、理想テンポを示しません。

重要なのは、トップを何で定義したかです。2026年の低ハンデ男性16人を対象にした3次元計測研究では、トップ・オブ・バックスイングをクラブの角速度がゼロになる瞬間として定義しています。一方、動画解析ではクラブの方向転換や特定のフレームをトップとして扱う方法もあり、定義が違えば到達時間も変わります。

また、トップ到達時間はトップの「位置」とは別です。同じ時間でトップへ到達しても、クラブ、手元、胸郭、骨盤の角度は同じとは限りません。逆にトップ位置が似ていても、そこまでの時間は異なり得ます。2022年の動画解析研究では、スイング時間や各局面の時間測定を2次元動画と3次元計測で比較し、適切な手順なら時間指標を高い信頼性で測定できることが示されました。

実用上は、アドレスからなのか開始からなのかを固定し、トップの判定法も同じにして複数球を比較します。『トップ到達時間が短いほど良い』『長いほど間が作れる』とは決めず、ダウンスイング時間、比、、速度、散らばりと合わせて本人の再現性を見る指標として使います。