遠征で いう 「移動疲労」って 何?
遠征・疲労
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まず答え
移動そのものに伴う睡眠不足、長時間の座位、食事・水分や生活時間の乱れなどで生じる身体的・精神的な疲れです。時差ぼけとは別で、時差をまたがない移動でも起こり得ます。長距離で複数の時間帯を越える遠征では、移動疲労と時差ぼけが重なることがあります。
詳しい解説
移動疲労は、飛行機や車で長時間移動する過程そのものから生じる疲れをまとめた言葉です。睡眠時間が削られる、普段と違う時間に起きる、長く座る、食事や水分の取り方が変わる、移動の緊張や荷物・待ち時間が加わる、といった要因が重なります。
時差ぼけとは分けて考えます。時差ぼけは、複数の時間帯を短時間で移動した結果、体内時計と現地時刻がずれることが中心です。移動疲労は時差がなくても起こり得ます。海外遠征では、移動そのものの負担と体内時計のずれが同時に起こるため、実際には両者を完全に切り分けにくい場合があります。
エリート自転車選手7人を長距離の東向き移動の前後で追跡した研究では、移動中と到着後48時間を中心に、就床時間、総睡眠時間、睡眠効率が低下し、就寝時の疲労感も増えました。別の研究では、競技のため長距離移動した持久系選手12人で、睡眠の乱れと主観的疲労の増加が確認されています。これらはゴルファーを対象にした実験ではありませんが、遠征時の睡眠と疲労を考える基礎データになります。
ただし、疲れていると感じることと競技能力が必ず同じ割合で落ちることは別です。ここで挙げた睡眠・疲労の研究は、移動によるゴルフの成績低下を直接測定したものではありません。ゴルフでは、到着後の睡眠、主観的疲労、ヘッドスピード、打点、散らばり、判断の質などを別々に記録すると、移動の影響を切り分けやすくなります。