ゴルフボールの 落下速度は、 どんな 条件で 変わる?
弾道・着地条件
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詳しい解説
ここでいう落下速度は、ボールが地面へ到達する直前の速度です。インパクト直後のボール初速が高ければ落下速度も高くなりやすいですが、飛行中は空気抵抗で減速するため、初速だけでは決まりません。
USGA/R&Aの飛距離解析では、ゴルフボールの軌道計算に初速・打ち出し角・スピンに加え、抗力係数と揚力係数を使います。これらの空力係数はレイノルズ数や回転条件で変わるため、同じような初速でも弾道の高さや滞空時間、減速の仕方が変われば、着地直前の速度も変わります。
さらに風、標高、気温の違いでも空気中での飛び方は変わります。TrackManのNormalization機能も、実測弾道を無風・指定した標高・気温へ換算する設計になっており、風や空気条件がキャリーだけでなく着地条件にも影響することを示しています。
ただし、落下速度だけで『止まりやすい球か』を判断するのは不十分です。TrackManはLanding Angleを着地後のバウンドとランに大きく関係する指標として扱っています。アプローチでは、落下速度が同じでも、落下角が急か浅いか、着地時のスピンがどれくらい残っているか、グリーンが硬いか柔らかいかで結果が変わります。
したがって、落下速度は弾道全体の結果として見る数値です。クラブや球の比較では、同じ環境条件で落下速度を比較しつつ、落下角・キャリー・スピンも一緒に確認する方が実戦の判断に使いやすくなります。