ゴルフ百科事典

ゴルフ場でいう「芝地雑草」とは? 芝草でも雑草になることはある?

雑草管理

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まず答え

あります。雑草は植物の種類だけで決まるのではなく、その場所で望まれていない植物かどうかで決まります。別の場所では有用な芝草でも、均一なグリーンやフェアウェイへ侵入すれば雑草として扱われることがあります。

詳しい解説

芝地雑草は、ゴルフ場の芝面で「その場所では望まれていない植物」を指します。雑草は特定の植物群だけを意味する言葉ではありません。Weed Science Society of America(WSSA)は、経済的損失や生態的被害、健康問題を生じさせる植物に加え、その場所で望まれていない植物を雑草と定義しています。

ゴルフ場では、この考え方が特に重要です。USGAのゴルフ場向け資料は、バヒアグラスを例に、単一の面へ生えれば雑草になり得る一方、ラフとして単一に育てる場所では望ましい芝になり得ると説明しています。つまり、同じ植物でも「どこに生えているか」で扱いが変わります。

芝面へ侵入した雑草や異なる芝草は、光、水分、養分、空間を競合するだけでなく、葉の幅、色、生育速度、刈込みへの反応が周囲と異なることで、見た目やプレー面の均一性を崩すことがあります。グリーンでは小さな異質部分でも転がりへ影響し得るため、ラフより管理上の優先度が高くなる場合があります。

ただし、見つけた植物をすべて除去するのが正解ではありません。自然化区域やラフでは許容できる植物もあり、管理では場所、面積、拡大傾向、プレーへの影響を見て対処の必要性を判断します。芝地雑草は「悪い植物」という固定分類ではなく、「その場所の目的から外れた植物」と考えるのが基本です。