ゴルフ百科事典

ゴルフ分析の「ベンチマーキング」って何?

ゴルフ分析・ベンチマーキング

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

自分の成績や計測値を、同じ定義で集計された基準集団と比べて現在地を読むことです。比較相手はツアープロだけでなく、同程度のハンディキャップや目標ハンディキャップにもできます。基準を変えると評価も変わるため、目的に合う比較集団を選びます。

詳しい解説

ゴルフ分析のベンチマーキングは、自分の数値だけを見るのではなく、あらかじめ決めた「比較の基準」と並べて現在地を判断する方法です。たとえば平均スコア、、ドライバー飛距離、パット成績などを、同じ指標で集計された集団と比較します。

比較相手は一つではありません。Arccosの公式ストロークス・ゲインド分析では、自分の成績を目標ハンディキャップ、ツアープロ、自分と同程度のゴルファーなどに対して比較できる設計です。つまり「ベンチマーク」は固定された世界共通の一つの数字ではなく、何を目指すかによって選ぶ基準です。

PGA TOURの公式統計も、スコア平均、飛距離、ストロークス・ゲインドなどについて選手別の値とTOUR平均を表示しています。これはツアーレベル内での位置を見る基準として使えます。ただし、そのTOUR平均を一般アマチュアの直接の目標値にする必要はありません。

実用上は、まず①同じ指標定義か、②同じ単位か、③期間や対象ショットが近いか、④比較集団が自分の目的に合っているかを確認します。たとえば「90を切りたい」人なら、トッププロより目標ハンディキャップに近い集団との差を見る方が、改善量を具体化しやすい場合があります。

また、ベンチマークとの差は原因そのものではありません。アプローチのストロークス・ゲインドが基準より低くても、原因が距離感、方向、ライ、クラブ選択のどれかは別に調べる必要があります。ベンチマーキングは「どこに差があるか」を見つける入口で、スイングや練習法の正解を自動的に決めるものではありません。