ゴルフで いう 「距離推定誤差」って 何?
知覚・距離感
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まず答え
距離推定誤差は、自分が見積もった距離と実際の距離との差です。メートルやヤードの差、絶対誤差、割合で表せます。距離を短く感じた・長く感じたという知覚のずれと、実際のショットがショート・オーバーした結果は分けて考えます。
詳しい解説
距離推定誤差は、ゴルファーが「ここまで何m/何ydある」と判断した距離と、レーザーや実測で得た実際の距離との差です。符号付きの差なら過小評価・過大評価の方向が分かり、絶対値なら誤差の大きさ、実距離に対する割合なら異なる距離どうしを比較しやすくなります。
RobertsonとBurnettの2013年研究では、高技能ゴルファー21人が実際の18ホールでアプローチ距離などを自分で予測し、レーザー距離計と巻尺による実測値と比較されました。高技能者の自己申告距離は全体として誤差が小さく、実測との一致も良好でしたが、距離帯によって精度の違いがみられました。
Harrisらの2021年研究では、実環境とVRの3.05mパットで距離を口頭推定させました。実環境とVRの平均推定には有意差がなかった一方、初心者は経験者よりホールを近く見積もりました。つまり距離推定誤差は、実際の距離だけでなく経験や提示環境などでも変わり得ます。
重要なのは、距離推定誤差とショット結果の距離誤差を同じにしないことです。正しい距離を把握していても打つ強さを誤ればショートやオーバーは起こり、逆に距離を少し誤認していても運動調整で結果が合うことがあります。実用上は「見積もった距離」「実測距離」「実際のボール結果」を別々に記録して、どこで誤差が生じたかを切り分けます。