ゴルフの 「距離知覚の 校正」って 何?
距離知覚・校正
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まず答え
見た距離や打った感覚と、実際の結果のズレをフィードバックで調整していくことです。パットでは結果を見ながら距離感を合わせていけますが、フィードバックを毎回与えれば必ず学習が最良になるわけではありません。
詳しい解説
距離知覚の校正とは、自分が感じた距離や出した運動量と、実際にボールが止まった位置との差を繰り返し照合し、その対応関係を調整していくことです。
ゴルフのパッティングでは、狙った距離に対して実際にどこまで転がったかという結果が校正の材料になります。Ishikuraの2008年研究では、34人が3.5mの距離へ60回パットし、結果を毎回見る群と3回に1回だけ見る群を比較しました。両群とも練習後に誤差は減りましたが、翌日の保持テストでは3回に1回の結果フィードバック群の方が誤差が小さく、結果を常に見せることが必ずしも長期学習に最適ではないことが示されました。
また、Van Lierらの2011年研究では、パットの方向誤差について結果フィードバックを使った練習で誤差が減り、1週間後にも改善が保たれました。一方、実打で得た校正は狙い線を目で判断する課題へ、その逆も、ほとんど転移しませんでした。
つまり校正は『一度正しい距離を覚えれば終わり』ではなく、知覚・動作・結果の対応を経験で合わせ直す過程です。また、ある課題で合わせた感覚が別の課題へそのまま移るとは限りません。実戦では、まず自分の見立てや距離感を持ち、その後で実際の停止位置や計測値と照合する方法が使いやすいです。