ゴルフ百科事典

「ダウンスイング時間」って、どこからどこまでを測る?

スイング局面・時間計測

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まず答え

一般には、が終わってクラブが切り返す時点から、ボールに当たる時点までの時間です。ただし「トップ」や「切り返し」の検出方法は研究・計測器で違うため、数値を比べるときは開始点と終了点の定義をそろえる必要があります。

詳しい解説

ダウンスイング時間は、スイング全体のうち「クラブがトップ側からボールへ向かい始めてから、インパクトするまで」に要した時間を表す時間指標です。秒やミリ秒で表します。

ダウンスイング時間は、決めた開始時刻からインパクトまでの差です。開始はクラブヘッドの方向転換など、機器や研究によって判定が違います。同じクラブ、開始終了の定義、検出方法で複数球を比較します。

ただし、開始点の決め方は完全に一つではありません。動作解析では、クラブヘッドの進行方向がバックスイング側からダウンスイング側へ切り替わった瞬間、クラブや身体の角速度が反転した瞬間などを使うことがあります。終了点は一般にボールコンタクトですが、動画・3D計測・センサーで検出方法が違います。

研究例では、地面反力と3D動作を計測した複数技能レベルのゴルファーで、ダウンスイング時間の平均が約0.27秒だった報告があります。別の低価格2D動画解析と3Dモーションキャプチャを比較した研究では、ダウンスイング時間自体は両方式で近い値を示しました。ただし、これらの値は対象者、クラブ、課題、計測方法が異なるため「0.27秒が正解」という基準にはできません。

実用上は、他人の秒数と比べるより、同じクラブ・同じ計測法・同じ開始終了定義で自分の複数球を比べます。ダウンスイング時間だけでは、クラブ速度がいつ増えたか、身体各部がどの順で動いたかまでは分からないため、速度や角速度、インパクト結果と組み合わせて読みます。