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グリーン内部傾斜とは?

グリーン設計

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まず答え

グリーンの外周や周囲の斜面ではなく、パッティング面そのものの中にある上り・下りや尾根、受け面などの傾斜です。ボールの曲がりや速度だけでなく、使えるカップ位置やアプローチ後の球の集まり方も左右します。

詳しい解説

グリーン内部傾斜とは、パッティング面の中に設けられた高低差や傾きのことです。周囲のマウンドやとは別に、グリーン上そのものにある上り・下り、尾根、受け面、段差などを指します。

内部傾斜はパッティング面の高低差です。起伏は球の動きや区域の分かれ方に関わり、使えるカップ位置はグリーン速度との組合せでも変わります。図は中央が高い一例で、すべてのグリーンの構造や安全なカップ位置を示しません。

内部傾斜には、パットを曲げる以外の役割もあります。ASGCAは、グリーン内の起伏を使って複数のカップ区域を分けたり、周囲から続くマウンドをパッティング面へつなげて、異なる区画や攻略ルートを作る設計を紹介しています。アプローチでは、傾斜を使って球を特定の区域へ寄せたり、逆に外した球を別の区域へ逃がしたりすることもできます。

一方、内部傾斜が強すぎると、グリーン速度との組み合わせで使えるカップ位置が減ります。USGAは、速度が上がるほど傾斜の影響が大きくなり、以前は使えた場所でも球が止まりにくくなることを説明しています。実際に強い起伏のため公平なカップ位置として使える面積が少なくなり、改修で傾斜を緩和した事例もあります。

そのため内部傾斜は、単に難しくするための凹凸ではありません。設計では、①球がどちらへ転がるか、②複数のカップ区域を確保できるか、③アプローチの着地点と攻略ルートに意味が出るか、④想定するグリーン速度でも球が止まりプレーできるか、を合わせて調整します。

つまりグリーン内部傾斜は、パッティング面の中でボールの動きと使える区域を作る設計要素です。強ければ良いのではなく、速さや面積、周囲の形状と組み合わせて初めて機能します。