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ゴルフ百科

コースセットアップ・グリーンスピード/競技設定

大会では、なぜグリーンを速く仕上げることがある?

競技では、パットの距離感や傾斜の読みをより厳密に試し、コース設計に合った難度を作るために、通常営業よりグリーンを速めに設定することがあります。ただし速ければ速いほど良いわけではなく、傾斜、カップ位置、天候、芝の健康に合う範囲で調整されます。

大会のグリーンを速くする目的は、単にスコアを悪くすることではありません。速い面では、同じ距離へ打つにも距離感のズレが結果へ出やすく、傾斜の影響も強く感じられるため、パットの速度管理やライン読みをより厳密に試せます。コース側は速度を単独で決めず、グリーンの起伏やカップ位置と組み合わせて、その競技に合うプレー条件を作ります。

一方で、速度を上げすぎると、傾斜のある場所で球が止まりにくくなり、使えるカップ位置が減ることがあります。競技では実際の速度、硬さ、水分を継続して測り、刈込み、ローリング、散水などを調整します。雨、強風、暑さなどで芝への負担やプレー性の問題が出るなら、目標速度を無理に追わないこともあります。

つまり大会のグリーン速度は「速いほど上級者向け」という固定値ではなく、設計、選手層、天候、芝の状態に合わせて決めるコースセットアップの一要素です。

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