GD

ゴルフ百科事典

芝草品種・育種

バミューダグラスのMiniVerde(ミニベルデ)って、どんな品種?

MiniVerde(ミニベルデ)は、パッティンググリーン向けのウルトラドワーフ・バミューダグラスです。米国植物特許では「P-18」として、1992年にTifdwarfと考えられる系統から生じた変異を選抜したと記載され、非常に細い葉、高い密度、速い成長、均一な緑色などが特徴として示されています。

MiniVerdeは、暖地のパッティンググリーンで使われるウルトラドワーフ・バミューダグラスの一つです。米国植物特許USPP12084P2では、MiniVerdeとして示される「P-18」は1992年にアリゾナ州ユマで、Tifdwarfと考えられるバミューダ系統から生じた変異として選抜されたと記載されています。栄養繁殖を重ねても特徴が安定することが確認され、非常に細い葉、高い密度、速い成長、均一な緑色などが特徴として挙げられています。

USGAもMiniVerdeをChampionやTifEagleと並ぶ代表的なウルトラドワーフとして扱っています。従来のTifgreenやTifdwarfより細かな葉、高い茎密度、低い刈高への適応が特徴で、適切に管理すれば高品質なパッティング面をつくれます。

ただし、MiniVerdeという品種名だけで「必ず速い」「管理が楽」とは言えません。ウルトラドワーフの品質は、刈高、ローリング、トップドレッシング、バーチカルカット、水分、日照などの管理条件に強く左右されます。寒冷条件では冬季障害も注意点で、USGAが紹介するアーカンソーの長期試験ではMiniVerdeとTifEagleは多くの年で似た傾向を示し、Championより冬季障害が少ない結果が報告されていますが、試験地・年・被覆条件に依存する比較です。

実際に導入や比較をする場合は、自コースに近い冬の冷え込み、夏の高温、日照、刈高、水分管理、冬季保護などを合わせて評価するのが適切です。特定試験の順位や品種名だけから、一定のグリーンスピードや日本での適性を断定するものではありません。

ゴルフ百科事典へ

最終更新