パッティングの テンポとは?
パッティングストローク・テンポ
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まず答え
パッティングのテンポは、単なる「速い・遅い」ではなく、テークバックからインパクトまでをどんな時間配分とリズムで動くかという考え方です。距離が変われば振り幅だけでなく動作時間も変わり得ますが、研究では個人差が大きく、全員共通の固定比率を正解とはできません。
詳しい解説
パッティングでいうテンポは、ストローク全体の速さだけではなく、テークバックにどれだけ時間を使い、その後インパクトまでをどんな時間配分で動かすかという「時間の組み立て」です。
Mathers & Grealyのエリートゴルファー研究では、1〜4mの距離を打ち分ける際、振り幅はインパクト時のヘッド速度を強く予測しましたが、各選手は動作のタイミングも系統的に調整していました。6か月後の再測定でも、多くの選手で距離を調整する動きのパターンはおおむね維持されていました。
別の熟練ゴルファー14人を自然芝で計測した研究でも、距離が長くなると振り幅だけでなく、バックスイング時間など複数の動作変数が変化しました。一方で、その調整方法には選手ごとの差があり、距離に対する機能的な解は個人ごとに異なると結論づけています。
つまり、距離を合わせる方法は「振り幅だけ」でも「テンポだけ」でもありません。テンポは距離調整や再現性を見るための一つの観察軸ですが、「必ず2対1」「長いパットでも所要時間は完全に同じ」といった固定ルールを全員へ当てはめる根拠にはなりません。
練習では、距離を変えた時に振り幅・打点・出球・転がりと一緒に、ストロークの時間配分が急に崩れていないかを見ると使いやすいです。大切なのは特定の数字へ合わせることより、自分が狙った距離を繰り返し出せる時間配分を把握することです。