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ゴルフ百科事典

芝草品種・育種

ゾイシアのZorro(ゾロ)って、どんな品種?

Zorro(ゾロ)は、Texas A&Mで育成された細葉・高密度のゾイシア品種で、耐陰性に優れ、ゴルフ場ではフェアウェイやティーにも使われます。Texas A&Mの資料では分類表記が一致せず、2003年の特許資料はZoysia matrella、現行AggieTurfはZoysia japonica × Zoysia matrellaと記載するため、ここではどちらか一方に断定しません。

Zorroは、Texas A&M系の芝草育種から生まれたゾイシアグラスの品種です。現行のTexas A&M AgriLife Research Dallasの資料では、細い葉、優れた耐陰性、高い茎密度、良好な秋色保持などが主な特徴として挙げられ、用途には家庭芝、公園、スポーツフィールドに加えて、ゴルフ場のフェアウェイやティーボックスが含まれています。

病害や害虫については、さび病、イエローパッチ、ラージパッチ、ビルバグなどへの耐性・抵抗性が特徴として示される一方、ダラースポットには感受性があるとされています。つまり「病気に強い品種」と一括りにせず、病害ごとに見分ける必要があります。

分類には注意点があります。2003年のTexas A&M OAKTrustにある米国特許資料はZorroを「栄養繁殖されるZoysia matrellaの品種」と記載していますが、現行のAggieTurf品種表では「Zoysia japonica × Zoysia matrella」とされています。公式資料同士で表記が分かれており、その理由を確認できる一次資料は見つからないため、ここでは分類差そのものを明示し、理由は推測しません。

また、Zorroという品種名だけでグリーンスピード、日本での適性、耐寒性などを固定的に判断することはできません。導入を考える場合は、地域の気候、日照、刈高、病害圧、管理水準に近い試験や実地評価を確認するのが適切です。

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