スチールシャフトは、 いつから ゴルフクラブの 主流に なったの?
用具史/シャフト
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まず答え
スチールシャフトは20世紀初頭に発明・特許化され、USGAが1924年、R&Aが1929年に使用を認めた後、1930年代初めに広く普及しました。それまで主流だったヒッコリーよりねじれが小さく、品質をそろえやすいことが大きな転換点でした。
詳しい解説
スチールシャフトは、登場してすぐ主流になったわけではありません。The R&Aの歴史調査によると、鋼製シャフトの特許は1910年に取得され、1920年代には生産が始まっていましたが、競技での使用承認と市場への普及には時間がかかりました。
USGAは1924年、The R&Aは1929年にスチールシャフトの使用を認め、その後1930年代初めに急速に広まりました。それ以前の代表的なヒッコリーシャフトは天然素材のため個体差が大きく、ねじれも比較的大きいものでした。鋼管を使うことで、曲げやねじれの特性を製造段階でそろえやすくなり、より強く振っても挙動を予測しやすいクラブを作れるようになりました。
1930年代には、シャフト径を段階的に細くするステップ構造やテーパー設計なども発達し、単に「木から金属へ変わった」だけでなく、曲げ特性そのものを設計する時代へ進みます。
ただし、スチール化だけで飛距離が一気に伸びたと考えるのは単純すぎます。ボール、ヘッド、スイング、コース状態も同時に変化しており、The R&Aも距離の変化を単一要因には帰属していません。