ゴルフ百科事典

レンジボールは、どんな状態になったら交換するの?

練習場・レンジボール管理

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まず答え

固定の「何球打ったら交換」だけでは決めません。表面の切れ・ひび、ディンプルの大きな摩耗、変形、飛び方や計測のばらつきが増えた球は交換候補です。レンジ球自体に想定耐久回数はありますが、球種や使用環境で違うため、実物の状態と性能を合わせて判断します。

詳しい解説

レンジボールは繰り返し打つ前提で作られていますが、永久には使えません。交換判断では、まず外観を見ます。外皮に切れやひびがある、変形している、ディンプルが大きくすり減っている球は、通常の球と同じ状態とはいえません。特に切れた球は安全面や設備保護の点でも外す方が適切です。

洗浄は表面の泥・芝・ごみを取り除き、球の条件をそろえる作業です。図は付着の模式例で、汚れ量による飛距離差や計測誤差を示していません。洗っても摩耗や球ごとの内部性能差は残ります。

次に、単純な使用回数だけで決めないことが重要です。Range Servantは自社レンジボールについて、1ピース球で耐久性1,207打、2ピース球で808打という目安を公表しています。これはレンジボールにも設計上の耐久目安があることを示しますが、すべてのメーカー・球種に共通する交換回数ではありません。打撃速度、回収・洗浄頻度、紫外線、温度、路面や設備との接触などで劣化の進み方は変わります。

計測設備を使う練習場では、表面摩耗も判断材料になります。TrackManは、ディンプルが摩耗した球は追跡上の問題を起こすことがあり、外皮に切れがある球は屋内のスクリーンを傷つける可能性があるとして、摩耗球の使用を避けるよう案内しています。

実務では、回収・洗浄時に破損球や著しく摩耗した球を除外し、同じ球種なのに飛距離や計測結果のばらつきが目立って増えてきたら、ロット単位の更新も検討します。新品球との比較で状態を確認すると判断しやすくなります。

したがって交換時期は「使用○か月」「○打で一律交換」ではなく、外観、ディンプル、破損、安全性、弾道・計測の安定性を合わせて決めるのが適切です。