フェアウェイの ディボット跡は、 砂だけと 種入り目土を どう 使い分ける?
フェアウェイ・ディボット管理
まず答え
芝種とコースの運用で使い分けます。周囲から横に広がって埋まりやすい芝では砂だけでも回復を助けられますが、種からの再生が必要な芝では種入り目土が有効な場合があります。種を入れる場所を間違えると芝種の混入につながるため、プレーヤーはそのコース指定の方法に従うのが基本です。
詳しい解説
ディボット跡へ入れる材料は、すべてのコースで同じではありません。USGAは、砂だけを使う方法でも、くぼみを平らにして周囲の芝が伸び込むための場所を作れると説明しています。一方、種入り目土は、種から新しい芝を発芽させて穴を埋めたい場合に使われます。
どちらが向くかは芝の増え方で変わります。クリーピングベントグラスのように周囲から広がる芝では、砂だけでも周囲の植物が入り込みやすくなります。バミューダグラスやゾイシアグラスなどの暖地型芝も、一般に茎から広がるため、ディボット用ボトルへ種を入れず、砂で表面を整える運用が多く見られます。
一方、ペレニアルライグラスなど種からの発芽が速い芝では、種入り目土が回復を早める選択肢になります。ただし発芽速度は芝種と気温で大きく違い、寒すぎる時期には種が入っていてもすぐには埋まりません。日陰、過湿、散水不足、交通量も回復速度へ影響します。
種を入れれば常に良いわけでもありません。フェアウェイ用の種をラフなど別の芝を維持したい場所へ撒くと、望まない芝種が混ざる可能性があります。USGAは、プレーヤーが使うディボットボトルには種を入れず、必要な場所へ種入り材を入れる作業を管理スタッフ側が行う方法も紹介しています。
そのため、プレーヤーが自己判断で「砂だけでは足りない」と種を追加するのは避けます。同じコースでもフェアウェイ、ティー、ラフで指定が違うことがあるため、カートに積まれた材料やゴルフ場の案内に従うのが最も安全です。