バンカー管理・砂条件
同じコースのバンカーでも、砂の硬さが違うのはなぜ?
同じ砂を使っていても、砂の深さ、水分、排水、土や有機物の混入、レーキやプレーによる締まり方が場所ごとに違うからです。浅く湿った砂は硬くなりやすく、深く乾いた砂は柔らかくなりやすい傾向があります。完全に同じ硬さへそろえるのは現実的ではありません。
同じコースで同じ種類の砂を使っていても、バンカーの硬さは同じにはなりません。特に大きいのは、砂の深さと水分の違いです。
砂が薄い場所は、下の土やライナー、排水条件の影響を受けやすく、湿った状態が続くと硬くなりやすくなります。反対に、砂が深く表面が乾いている場所は柔らかくなりやすい一方、深すぎるとボールが埋まる「目玉」が増えやすくなります。
水分も場所ごとに変わります。日当たりや風、散水のかかり方、排水の良し悪しが違えば乾き方が変わり、一般に湿った砂は乾いた砂より締まって感じやすくなります。また、土、細かい砂、芝くずなどが混ざると水が抜けにくくなり、砂が硬くなりやすくなります。
さらに、プレー、レーキ、風、強い雨による砂の移動で、砂の厚さや締まり方は日々変化します。管理者は砂の深さを測り、薄い場所へ砂を戻す・補充する、排水を整える、レーキ方法を調整するなどしてばらつきを減らしますが、屋外のハザードを完全に同じ状態へそろえることはできません。つまり、同じコースで硬いバンカーと柔らかいバンカーがあるのは、砂そのものだけでなく、その場所の水分・深さ・汚れ・排水・管理履歴が違うためです。
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