ゴルフ百科事典

ゴルフ場は、どんな理由で閉鎖に至ることが多い?

ゴルフ場経営・不動産

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まず答え

主な理由は一つではありません。地域の需要に対してコース数が多い、採算が合わない、土地を住宅・商業用地など別用途にした方が価値が高い、後継者や買い手がいない、といった事情が重なって閉鎖に至ります。

詳しい解説

ゴルフ場の閉鎖は、「ゴルフ人気が落ちたから」と一つの理由だけで説明できるものではありません。National Golf Foundation(NGF)は、閉鎖を地域ごとの需給や個別事業の事情で見る必要があるとしています。

まず、地域のゴルフ需要に対してコース数が多いと競争が強くなり、立地・価格・コース状態などで不利な施設は採算を維持しにくくなります。NGFは、過去の供給拡大後に競争が強まり、一部の施設が市場から退出したことを説明しています。

次に、ゴルフ場として営業を続けるより土地を住宅や商業施設などへ転用した方が経済価値が高くなる「より高い用途価値」があります。都市部など土地需要が強い地域では、営業が成り立っていても売却が所有者にとって有利になる場合があります。

さらに、十分な利益が出ない、所有者が引退したい、家族に後継者がいない、買い手が見つからないといった所有・承継の問題でも閉鎖は起きます。したがって、閉鎖件数を見るときはゴルフ人気の指標として単純化せず、地域の需給、収益性、土地価値、所有者事情を分けて確認する必要があります。