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ゴルフ百科

天候とコース状態・霜

霜が降りると、なぜゴルフ場はスタートを遅らせるの?

霜や凍結で芝が傷みやすい時間帯に、プレーや管理作業の交通を入れないためです。特にカートやローラーなどの荷重は、低温時の芝を傷めることが確認されています。

霜がある朝は、芝の葉や土壌が凍っている場所があり、カートや管理機械の通行で傷みが出やすくなります。そのため、コース管理者は霜が消え、必要な朝の整備を安全に行える状態になるまでスタートを遅らせます。

ただし、「霜の上を1歩でも歩けば必ず芝が枯れる」というほど単純ではありません。USGAが支援したオレゴン州立大学の研究では、霜に覆われたスズメノカタビラのグリーンで限定的な歩行による品質低下が確認されなかった一方、カートやローラーでは明確な損傷が確認されています。

芝種、土壌温度、日陰、凍結の程度、交通の種類、朝に必要な管理作業によってリスクは変わります。つまりスタート遅延は「霜が見えたら一律に止める」という単純なルールではなく、その日のコース状態を見て、芝を傷めずにプレーと管理を始められる時刻を管理者が判断するためのものです。

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