ゴルフ百科事典

ゴルフ場は、なぜ冬にオーバーシードするの?

冬季管理・オーバーシード

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

暖地型芝が休眠する冬でも、緑色と打ちやすいライを保ち、プレーによる傷みからの回復を補うためです。多くはなどを既存の芝の上からまきます。水や刈込みの負担が増え、春の切り替えも必要になるため、あえて行わないコースもあります。

詳しい解説

オーバーシードは、コウライシバやなど暖地型芝の生育が止まる冬に、ライグラスなど低温期にも育つ芝の種を既存の芝の上からまく管理方法です。冬でも緑色を保ちやすく、打ちやすいライを作り、条件が合えばディボットや交通で傷んだ部分も休眠芝だけより回復しやすくなります。

ペレニアルライグラスを涼しい地域で主な芝として使う場合と、暖地型芝が休眠する冬に上から播くオーバーシードを区別しています。緑はライグラス、橙は休眠芝の記号で、根や葉の外観・密度・成長量の再現ではありません。上播きは冬の緑とプレー面を保つ選択肢ですが、水・刈込み等の管理と春の暖地型芝への移行が必要です。どのコースでも必須という意味ではありません。

一方で、種を発芽させるための散水、冬の刈込みや施肥が必要になり、春には冬芝を減らして元の暖地型芝へ戻す「移行」が必要です。移行がうまくいかないと春から初夏の芝状態を悪化させることもあります。

そのため、冬の見た目とプレー性を重視して行うコースもあれば、費用や水使用量、春の移行負担を避けて休眠芝のまま管理するコースもあります。