視覚的錯覚・距離知覚
グリーンまでの実距離は合っているのに、近く見えたり遠く見えたりするのはなぜ?
人は距離を数字そのものではなく、背景・周囲の物の大きさ・見える目印などの視覚情報から推定しているためです。コース設計ではバンカーの大きさや配置、背景の抜けなどがその手掛かりを変え、実距離より近く・遠く感じさせることがあります。
実際の距離が同じでも、グリーンが近く見えたり遠く見えたりすることはあります。人の奥行き判断は、背景、周囲の物の大きさ、見える目印など複数の視覚的な手掛かりに影響されるからです。
グリーンの後ろに木などの背景があると大きさや奥行きの基準を取りやすい一方、空や広い地形に抜けていると距離を判断しにくくなります。バンカーも距離の目印になりますが、大きさや配置によっては実際の奥行きを違って感じさせることがあります。
そのため「遠く見えるから大きめの番手」と見た目だけで即決せず、実測距離、高低差、風、ピン位置を分けて確認するのが安全です。なお、見た目と距離のズレがすべて設計家の意図とは限りません。
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