ゴルフ百科事典

グリーンから次のティーまでの距離は、なぜ短く設計されることが多い?

ルーティング・歩行性/ホール間移動

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

移動の負担を減らし、プレーの流れを切らさないためです。グリーンから次のティーが近いほど歩きやすく、迷わず次ホールへ移りやすいため、ラウンド全体の快適さや進行にもつながります。

詳しい解説

主な理由は、ホール間の移動を短くして、ラウンドの流れと歩きやすさを保つためです。では各ホール単体だけでなく、グリーンを上がってから次のティーへどう自然につながるかも設計対象になります。移動が短く分かりやすいと、歩行負担が減り、次のホールを探す時間も少なくなり、プレーの進行を滑らかにできます。特に歩いて回るコースや高低差のある土地では、この接続の良し悪しが体感に大きく影響します。ただし、常に最短が正解ではありません。打球事故を避ける安全距離、地形、道路や水域、景観、クラブハウスとの動線などを優先して、あえて距離を取る場合もあります。良いルーティングは「短さ」そのものより、安全で迷いにくく、自然に次ホールへ移れることを重視します。

ルーティングの関係を6ホールに省略した架空の上面図です。青い矢印はホールを進む向き、茶色の点線はグリーンから次のティーへの移動です。風向きが同じでも、ホールの向きが変わると風の受け方が変わります。パーの並びは一例で、推奨配列ではありません。形・長さ・間隔は説明用に調整しており、実在コースの設計図や安全距離・攻略の目安には使いません。