ルーティング・自然地形
ゴルフコースは、なぜ自然の地形に沿ってホールを配置するの?
土地の起伏や谷・尾根をそのまま活かすと、人工的な障害を増やさなくてもホールごとの戦略と変化を作りやすいからです。自然地形に合わせることは造成を抑える助けにもなりますが、安全性・歩行性・風・排水などとの両立が必要です。
主な理由は、土地がもともと持つ高低差や谷、尾根、窪地を、そのままゴルフの戦略へ変えられるからです。自然の起伏に沿えば、ティーからグリーンまでの高低差、着弾域の傾斜、見え方、風の受け方に変化が生まれ、人工的な障害を増やさなくてもショット判断を作れます。
また、地形に逆らって平らな面を大量に作るより、既存の地形を利用することで大規模な切土・盛土を減らせる場合があります。実際に自然地形や水路を避けながらルーティングし、造成量を抑えた設計例もあります。
ただし「自然のまま=良いルーティング」ではありません。急斜面を無理に使えば歩きにくくなり、安全性やホール間移動、排水、管理に問題が出ることもあります。設計では自然地形を出発点にしつつ、風向、安全な打球方向、グリーンから次ティーへの接続などを含めてコース全体を調整します。
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