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ゴルフ百科

ルーティング

ゴルフコースの「ルーティング」って何?

ルーティングは、コースの各ホールを土地の上にどう配置し、どの方向へつなぎ、どんな順番で回るかを決める設計の骨格です。地形、風、ホールの流れ、移動、安全性などを全体で調整し、個々のホール形状だけでなくコース全体の戦略と体験を左右します。

ルーティングは、コース全体の「道筋」を決める設計です。各ホールを土地のどこに置くか、どの方角へ向けるか、どの順番でつなぐか、グリーンから次のティーへどう移るかまでを一体で考えます。

重要なのは、良いホールを個別に並べるだけではないことです。起伏や谷・尾根などの地形をどう使うか、風を同じ方向から受け続けないか、ホールの長短や難しさに変化があるか、移動が不自然に長くならないか、安全上の無理がないかなどをコース全体で調整します。

USGAが紹介するシネコックヒルズでは、ウィリアム・フリンが自然地形を生かしながらホール群を異なる方向へ振り、ラウンド中にさまざまな風向きを経験するようルートを組みました。設計家の実務でも、土地の特徴から自然なホール配置を見つけ、そこから全体の流れを作る考え方が重視されています。

ただし、唯一の正解となるルーティングはありません。土地の形や面積、環境条件、安全性、クラブハウスの位置、歩行中心かカート中心かなどで最適解は変わります。ルーティングは、「この土地で各ホールをどう一つのコースとしてつなぐか」を決める設計の骨格、と考えると分かりやすいです。

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