用具史/ハスケルボール
ハスケルボールは、なぜ当時のゴルフを変えたの?
ハスケルボールは、ゴム芯を使う構造で、それまで主流だったガッタパーチャ球より飛距離を大きく伸ばしました。1900年前後に普及すると、用具だけでなくコースの長さや競技の考え方にも影響しました。
大きな変化は飛距離です。1898年、コバーン・ハスケル(Coburn Haskell)らが開発したゴム芯のボールは、それまで主流だった硬いガッタパーチャ球より遠くへ飛ぶ性能を示しました。R&Aの歴史資料では、当時の報告として10〜25ヤードほどの飛距離増加が紹介され、ウォルター・トラビスは平均ドライブが175ヤードから200ヤードへ伸びた例も記録されています。
もちろん、全員が同じだけ伸びたという意味ではありません。それでも飛距離向上の影響は大きく、当時は既存コースが短くなりすぎるという懸念まで出ました。ハスケルボールは現代球そのものではありませんが、ゴムを使ったボール設計へ進む大きな転換点でした。
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